Jと鉄拳の狭間で

鉄拳以外に食指を伸ばしたいけど不器用な人間のつぶやき

おくづけ

「電池賞」受賞に際し

実はこのブログはほとぼりが冷めたら消そうと思っていて、管理画面からビュー数を監視していたんです。

そしたらなぜかある時点からおかしな伸びをしていたんです。

いったい何が起こっているんだと思いエゴサかけたところ、GN電池さんが目をかけて下さっていたんですね。今回の受賞は大変光栄に思います。

さらに、実はヒッキーさんにリプ送った時点で期限がギリオーバーしていました。受け入れてくださった恩情にも感謝しないといけませんね。

そして、ヒッキーさんの紹介ツイートより後に記事に若干加筆をしています。電池さんがどの時点でご覧になったのかはわかりませんが、僕は後だしじゃんけんをしました。本気で賞を狙っている方々がいらっしゃるはずなので、この場でお詫び申し上げます。

 

さて、今回僕のオナニーからできたティッシュみたいな文章を見て、少しでも共感を得られたらそれでいいかなーと思い筆を執りました。

ただ、どうせならもうちょっとだけしこってからモブに戻ろうかな、と思い再度執筆しています。お暇であればぜひ、もう少しだけあなたのお時間を下さい。

 

J勢との交流を経て

記事を書くにあたり、何をテーマにしようか悩みました。結果として、鉄拳をやりこんだ上でJに移行し初心者となった自分を見つめ直したいと思ったわけです。

さて、初心者に戻った私はまず情報を得ようと思い探索しました。

「まず基礎情報はWIKIだろ!」

WIKIを見ると、なるほどカードの情報がある。使用例や状況も書いてある。

「では、対策は?」

今回のブログコンテストや上級者の方々のコメントにある通りなのですが、ここが不十分なために僕自身もつまずきました。ゲームであり、勝利に近づく「立ち回り」がある以上、この部分のコンテンツが本当に欲しくてたまりませんでした。

1.3EX2にもなるとメタカードも増えていたので、自分なりに考えてもみましたが、歪な形のデッキを握っていた時期もあり、なかなか結果に繋がりませんでした。その結果として、J勢の飲み会に単身参加することにしたわけですね。

 

実際、SS帯の参加者は僕の他にいたのかな・・・というレベルでしたので、実力不足でJの会話についていけない場面は多かったです。しかし、デッキの診断や立ち回りにアドバイスを頂けたので、モチベーションはかなり上がりました。お世話になった方々には感謝しております。

まあ、後半は内輪の話も多く中々入り込めない部分もありましたが、元来部外者なので仕方の無いことでしょう。鉄拳勢で大きな飲み会やるときには気を遣おうと思います。

 

何にせよ今回の企画はすばらしいことだったのではないでしょうか。

僕も思惑に乗ってこうして筆を執ってしまったわけですし、J界の活性化に相当影響したと感じてます。初心者として、触れられる情報が増えることは嬉しい限りですしね。

 

鉄拳勢へ向けて

今回二つのゲームを比較してみて一番考えたこと

「上級者未満への情報発信、しませんか?」

 

上記の話を見て感じた方もいらっしゃると思うのですが、鉄拳においては情報を得る手段がJに比べて極端に少ないのです。

ブログといえば、「ユウブログ」一強、次点で最近更新されない「マタサイ」・・・この二つです。たった二つで一方は停滞しています。こんなんじゃ俺が初心者なら手探りとなんら変わらない状況でゲームすることになります。

ついでにぶっちゃけとくと、ユウブログ見てて苛立たしいのが、過去の質問確認しないレベルの人間が多くて、教わる側の品格にも欠ける部分があることです。質問しやすい環境を作るため丁寧に対応して下さってますが、あまりに多いと発信者のモチベーションも下がってしまいかねませんよ。

 

ともあれ、具体的な攻略を行っているブログはこの二つしか知りません。仮に有力な情報があるとするなら、それらは露出が少なすぎます。上級者が紹介する/してもらうなどして露出を増やすのがいいかもしれませんね。閲覧率はモチベにも影響しますし。

 

さて、残る情報源のうち一つはツイッターです。個人を出すなら「ゼウガル」さんあたりはネタを積極的に発信している印象があります。

しかし、TL上のまとめがないせいで情報へのアクセスが極端に悪いのは、鉄拳の情報を得る上で極端に初心者に不便だといえるでしょう。上級者間では認知されているかもしれませんが、参入時期や見逃しで差が付くのはあまりフェアじゃないですよね。

 

もう一方、動画サイトですね。今作はモニターが無いので、必然的に動画サイトを利用する必要があります。しかし動画の弱点として、中級者まではその映像からの情報選別ができなかったり、気づくことができないという側面があります。実況入りの動画を見ることで多少緩和することはできますが、自身で選別できないのでは自分にとってクリティカルな情報にアクセスができません。これをモロに受けるのがYouTubeやTwitchですね。

 

じゃあ、コメント機能のあるニコニコ動画はどうなのとなるわけですが、僕はあまりオススメしていません。内容はいいものがたくさんありますが、いかんせんコメントの質が悪すぎます。

有力な攻略情報は1割程度、残りはJのWikiよろしく不満や、試合内容に対する批判などです。技に対するフレーム情報等の質問コメントに対する返答なら見やすいですが、いちいち具体的に状況や読み合いを解説してくれるコメントもありません。また、コメントはほぼ書き逃げなので責任はありませんし、初心者個人では信頼感の判断も難しいと思います。

 

上記の理由から、僕はYouTube推奨派です。ただ正直赤段の言葉ではないかもしれませんが、Kneeの動画見てもうますぎて逆に意味わかりません。本当です。

なので、僕から提案するのは同レベル帯と+1(例:拳段なら拳と羅)くらいを目安に試合を確認することです。これなら自分のレベルに合った発見ができると思います。何事も順序を飛ばしては成功に繋がりませんしね。

 

鉄拳勢への提言

さて、上記の理由から、Jみたいに文章で確認できるブログという形式が流行らないかなーと、僕は今回のヒッキーさんの行動を見て思いました。

すぐ思いつくのは、ある試合に対する読み合いや試合運びの解説ブログ、ツイッター等アクセスしにくい有用な情報をまとめていくブログ、当然キャラの個別攻略もまだまだ少ないので、具体的な戦略を書くブログにも需要はあるでしょう。

 

格ゲーをやっている人たちはプライドが高すぎます。

議論でなく、攻撃を行う人が多すぎます。

議論を攻撃と勘違いする人が多すぎます。

 

どうせ叩かれるし、ではなく、自分のランクでもできることはあるんだ、と考えてください。

そして、自分以下の段位に対してではなく、全体に対して発信する書き方をして下さい。

 

正直に申し上げると、低ランク帯の考えを馬鹿にしていました。なんでそんなランクで知ったような口が利けるんだ?と。

でも、Jで初心者に戻ってわかりました。

ランク帯に合わせた攻略は必要とされているんです。

初級者は、議論をするための場として、ぜひ自分から情報発信を行ってみてください。

上級者は、それらに意見を出してください。しかし、それが攻撃であってはなりません。事実、初心者の意見をおもちゃにしているだけの非生産的な発言が多すぎます。

また、自分のことを上級者と錯覚していないか、もう一度自分に問いかけてください。

そして、意見を受けた人はランクでなく意見を見るべきです。議論を通して取捨選択をすることを忘れないで下さい。 

 

初心者が意見を発しやすい環境は、後続の初心者をきっと呼び込み、ゲーセンが活気付くと思います。僕はこれを願ってやみません。

 

 

最後に

評価を受けるって事自体が結構久々だったので、本当に嬉しく思います。

「黒人と暴力」の方の信者になる予定でしたが、電池さん信者になります。

鉄拳をJに応用しようとして考えてきたこと

ブログ書き逃げするために始めました。

鉄拳勢は暇してたらこっちも読んでくれると嬉しいかも。

j-to-tekkenn.hatenablog.com

 

JはSS2でパンピー以下、鉄拳は現在赤段。モブですがJ換算でいえばJ1~Q4ルーパーくらいのはずです。

別に自己顕示欲が出たわけではなくて、鉄拳とJ両方に属する人間を見てる人はそう多くないはずなので何か書いてみたいなと、そう思った次第です。

 

(鉄拳勢へ)

自分のことは全部棚に上げて書いてます。

偉そうなこと言ってるけど、ハンパ者のしぼりカスなのは自覚してます。

 

1.他人ともっと関わる

実は先日、大会の後に初めてJ勢の飲み会に参加しました。

Jの実力に関しては自己紹介にもある通りで、そのうえJ勢の知り合いもおらず、環境にも詳しくなく、さらにはTCG自体にも詳しくありませんでした。少しかじった程度で、アバレだのチカラだのはよく知りません。

 

でも、人との係わり合いにおいて、実力って関係あるんでしょうか?

知識って必要あるんでしょうか?

 

僕の見解から伝えると、それらは人と会ってから蓄積されるものだと思っています。

まず、自分の意見を持ち、考えることが肝要だというのが持論です。

自分なりに考えることによって、自分の思考が生まれる。これを相手に伝え、解釈してもらいます。そして、議論を通し、自分の思考を「修正」してもらうことが大事だと、僕はこう思っています。

これを上位層のプレイヤーにやってもらえることが、どれだけ上達に貢献するかは想像に難くないと思います。

上位層に話しかける前に自分の見解を持っておくと、成長速度が段違いに変わると思ってゲームに向かっています。

 

2.反省する

J勢にはなじみが無いと思いますが、鉄拳ではよく「辻斬り」が問題として挙がります。

過去の作品は相手が反対側の筐体にいたので、連戦が基本でした。

相手かこちらの段位(ランク)が変動するまで勝負を続行するのが「常識」あるいは「マナー」として認知されていました。これは、格ゲーに「人読み」という行為で得られるアドバンテージが大きいことに由来しています。

 

しかし、現行の鉄拳はオンラインマッチングです。Jと同じく、コインを入れたら知らない相手と当たります。これにより、連戦をするかの決定権が相手に依存するようになりました。(敗北時に同じ相手との再戦か、クレジット終了を選択します)

この相手依存の環境に、人読みをダメージソースにしてた人や「マナー信者」が腹を立てているんですね。まあ、煽るだけ煽って負けたら即逃げってのも一部いるんでそいつらは銀盤にでも誘われればいいと思います。

 こういった鉄拳を見る中で、反省する心を無くした人が多いなーと、こう思うわけなんです。

 

Jにおいては 、連戦こそ無いものの、それをしっかり分析することを大切にしてます。

なぜ負けたか、落ち度は無かったか、etc・・・

細かいことの積み重ねが勝利に結びつくからTCGがすきなのかもしれません。

 

念のため書くと、僕は辻斬りと認識される行為をしています。でもすべてではなく、楽しいと思った相手には積極的に連コインします。ニケバアルみたいな轢き殺しはもうこりごりです。お前だけオ○ニーしてんじゃねーよ、俺はセ○クスしにきてんだよ、と。

これを理解してくれる人が多少なりとも増えることを望んでます。

ごめんなさい。これただの鉄拳の愚痴ですね。

 

3.他人にアドバイスを求める

僕は自分の発想には限界がある、と考えています。

そして、成長はこの限界を超えることだと考えています。

 

特に中級者(鉄拳で羅段前半≒J4~3ルーパー程度?と認識)はこのことを忘れる傾向が非常に強いと感じます。

なまじ段位が上がったために、舞い上がるというか見下すというか、自分の成長の結果を段位という物差しでしか捉えられなくなっている人が多いです。

ランクは飾りで流動的なものなんだという認識が弱く、上記のような症状を患ってしまうのかなーと考えていました。

鉄拳においては、チュートリアルを終えた程度で自分を一人前と思ってる人が本当に多いです。ちっぽけな自分のオツムの中では下ネタ事考える以外の機能は退化しているのだ、と一度自分を戒めることを思い出して欲しいです。

自分の中だけならいいのですが、この矮小な考えを地元の後輩や自身の信者に布教しちゃっていることに本当に危機感を感じています。

また、教わっている側の人たちは知見を広げることに重点を置いて欲しいと思います。一人だけに師事するのではなく、様々な人から多様な意見を聞いて、その中で自分が一番正しいと思ったことをその都度選択することを覚えて欲しいと切に願います。

 

それから、自ら考えることを放棄しないでください。

上級者は先生ではありません。どちらかといえば教授に近いです。

持っている知識を伝授するのがうまい人も中にはいますが、大半は求めていることがわかりません。また、「知識」の伝達は簡単ですが、ゲームの中核である「技能」に関しては本当に教えるのが難しいです。どんな問題をどう解決したいかとか、今どうしているとか、何を試したとか、いろんな情報を渡して、適切なアドバイスを頂戴したいものです。

 

 

おわりに

期限ギリに書き始めたので、走り書なうえ抽象的でうまく表現できていない部分が大いにあると思いますが、読んでくださった方に何か残るものがあればと思います。

僕はこんなことを考えながら他ゲーを楽しんでいますというお話でした。まる。

J勢のみなさん、どこかの飲み会で会いましょう。

 

 

あ、そういえばJの飲み会で、某ランカーさんに「鉄拳は黒人の暴力で成り立ってるんでしょ」と言われました。

前作の鉄拳アンリミテッドというゲームは、黒人の肘が一回カウンターするだけで試合が終わるゲームだったので、J勢は他ゲーにおいても環境考察がうまいんだなーーーーーと思いました。

信者になります。

 

というわけで、駄文にお付き合いくださりありがとうございました。